陰鬱で-13/-13のあれについて考えてみた＠EDH

黒1マナでズアーやシャルム等の黒い奴らはもちろん、ウラモグやコロ助までやれる。ただしそのターンクリチャーが死んでいる場合に限る。

除去を黒に頼ったデッキでは↑の連中に頭を抱えることになるので、解決策になるという意味で大きい。

問題は言うまでもなく陰鬱。

ここでピン除去について考えてみる。
ピン除去を使う時というのは
①やばいクリーチャーが出ている時
②ブロッカーの排除
③コンボ潰し
の三場面だと思う。

②は勝ちに繋がる除去。①と③は負けないようにするための除去。
①と③の場合、最も望ましいことは「自分以外の人」がピン除去を使うことである。
他人が使ってくれることで自分に対する除去の脅威が減り、やばい生き物が消える。その上自分は除去を温存できる。最高だね。
つまり「自分が」ピン除去を使うのは他の人が除去を持ってないと考えられ渋々使うor勝ちに行く時。

で、陰鬱のあれなんだけどこれの効果を発揮するには生き物を墓地に落とす必要がある。
最も確実なのは自分がクリーチャーをサクること。これならば間違いないが自分がクリーチャーとサクリ台を用意する必要があり、更に自分のクリーチャーが減ることになる。①と③の場合には正直積極的に狙いたくないというのが俺の考え。

次に「他のプレイヤー」にクリーチャーをサクってもらうのがある。これを狙う場合政治的やりとりが必要になる。理想は「他のプレイヤー」がクリーチャーと
サクリ台を持っていて、自分はサクリ台を持っていない時。こちらの貴重な除去を使って厄介な奴を倒してやるんだから、お前もクリーチャーサクるぐらいの協力はしろって感じ。

もう一つ「他のプレイヤー」に適当なクリーチャーを除去してもらうという方法もあるが、これはあまり関心できない。そんなことしてもらうぐらいなら素直に「他のプレイヤーさん」に厄介な奴を除去してもらうよう働きかけるべきと自分は考えているからだ。


このカードは強い。ただし使いこなすにはプレイヤーの政治能力が試される一枚である、というのが自分の結論。